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長時間見ると頭が悪くなる場合がございます。ご注意ください。

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ここでは歩兵の移動手段であるハンヴィー(HMMWV)について熱くレポートしていきますよ~

H1ハードトップにOEMのスラントバックを付ける

H1ワゴンはスラントバック化に勇気が入りますが、ハードトップH1にはいくつかそのまま取り付け可能なスラントバックが販売されています。何種類かあるのですがここでは、頻度よく見かけるスラントバックを紹介します。

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国内で見かけるスラントバックの主流はこれ。

スラントバック後方がリアゲートの部分にあわせて直角に叩き切ったようなデザイン。どちらのスラントバックもドアハンドルの部分で鍵がかけられるようになっているのはありがたい

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ハンヴィーと同じように後方でRの形状になっているのが特徴。

Rになっているデザインからこちらにハンヴィー好きなら飛びつきそうな感じだけど、リアゲートの部分がスラントバックの一部になってしまっている。あとドアハンドルが横向き。

窓なしスラントバック

自分の場合はスカイオートさんが上の2種類の左側のタイプの窓なしをアメリカで発見してくれました。コンテナでの輸入で数枚のスラントバックとの同時輸入で値段も安くおさえてもらうことができました。PICT4237.JPG

ちょっとだけウインカーの話

DSC01441.jpg上の写真はミリタリーウインカー変更前の写真。ブレーキランプの中にリフレクターがついているので、車検的には問題がないのですが、ミリタリーウインカーに付け替えるときは、側面に見える丸いリフレクターと同じ赤色のリフレクターをウインカー横に付けることを一緒に覚えておかなければなりません。


この横幅でバックミラーが使えなくなるのは残念ですが、ハンヴィー好きは通らないといけない道なのでしょう。このタイプのドアハンドルは引っぱたまま閉じなければ、横にロック用の鉄棒が突き出たままになるので、スラントバック内側の金具と干渉してドアが閉まりません。他人に閉めさせると、それを知らずに勢いよく閉めるので金具を傷めてしまうので注意が必要です。

パーテーションの魅力

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ハードトップにそのままスラントバックをかぶせる形になるので中側はCピラーのところでパーテーションで区切られた感じになります。スラントバックは横殴りの雨に弱いので室内を濡らさずに済むという利点とエアコンの利きが早いという利点があります(笑)

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雨が降ったあとにスラントバックないの湿気のせいで急に錆だらけになってしまったMINIMI

この簡易スラントバック計画にかかるコストはおよそ70万前後。

ハードトップタイプで出来なかった荷台に貴重品を置きっぱなしにできるスラントバック化。H1の形状もがらっとM1025に近づくのでコストの割にはいろんな利点がいっぱいです。

個人でハードトップにスラントバックを取り付けた熊本の猛者M氏のHP

LinkIcon砂漠のSlantback作戦
すごく参考になります。
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Cピラーから天井を切る?なぜ?

実はハードトップH1の天井は、スラントバックハンヴィーより10数センチ長めになっています。下の写真を比較してみてください。写真の上がハンヴィーで下はH1ハードトップにOEMのスラントバックをつけた時点のH1です。

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写真上のハンヴィーのラインを赤い線でなぞって、H1の写真の上にかぶせてみました。天井が長い分スラントバックが短く傾斜角度が急になってます。H1の天井とハンヴィーの天井は10数センチしか違わないのにシルエットが変わって見えてしまいます。しかしながらCピラーから後ろの天井を切るということは、そもそもハンヴィーより高額なH1の資産価値を下げかねないチャレンジとなるため、その覚悟がパーツより必要となるでしょう。

H1ハードトップに本物のスラントバックを付ける

HUMVEEのパーツの事ならミリブロ:スラントバックのT氏に!

2012年現在、入手困難なハンヴィーパーツを取り扱ってきた実績から自他共に認める武器商人の称号をもつT氏(HMMWV44)。ミクシーのハンヴィーコミュニティー・ミリブロのスラントバックという名のブログを立ち上げて、今や彼の動向を気にするオーナーやオーナー予備軍がたくさん存在しているわけですが、わたくしもバリスティックドアを購入させていただいて以来かなりお世話になっております。そのT氏の情報によればウエポンステーションとスラントバックの一式が(取り付けに必要なパーツ全て)手に入れられることができるということです。下に一部勝手ながら重要な部分の引用とその記事のリンク先を張っておきます。興味のある方は是非、T氏にご連絡を!

DSC01055[1].jpgミリブロ:スラントバックの記事へ
スラントバックハードトップセットはほぼ完品で細かいパーツも揃っています。
放出品ですので細かいサビはございますが、タッチアップで対応できる程度です。
販売予定価格はだいたい1セット250万円~300万円前後になると思います。
興味のある方はメッセージをください。

3セットまとめて共同購入することで現地から港までの運賃、輸出申請手続き、輸入手続き、通関検査などの経費が分散できますのでかなりメリットがあります。

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H1用FRPのスラントバックを作る

スラントバックの長さにこだわりたくて、自分はCピラーから後ろを切断することを決意しました。FRPで1からスラントバック開発作成を引き受けてくれたのはダックスガーデンの有働先生でした。
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切断と造形がスタート

硬質ウレタンを削り形状を整えていく作業

トビ先生のガレージで測らせていただいたデータをもとに有働先生がCピラー天井にラインを入れて始めてたぐらいの状況から硬質ウレタンでメス型を作る為の造形作業までの画像です。ウエポンステーションのコーナーで切断面がしなっている状況のことを書きましたが、くわしくCピラーから切断すると起こる状況についてHUMMERオーナーズクラブのトビ先生のエッセイでも書かれています。エッセイはこちらです。参考にしてください。
LinkIconhttp://www.hummer-club.jp/essay/hummeressay2009-07.htm
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roof-01-6431.jpgメインの写真のコメント
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2009年10月17日の進捗状況

硬質ウレタンを削り造形されたばかりのスラントバック側面。これをもとにメス型をFRPで作っていく有働氏

2009年12月20日FRP塗装直前

組み立て作業

いよいよ最終段階

12月に入ってようやく完成の目処が…毎年オートサロンに出展しているダックスガーデンの有働先生を半年も監禁して作らせてしまったので、お詫びにもならないですが出展作品としてオートサロンに参加することとなりました。本音をいうと日本中にFRPで作成したことをアピールする事になるので、避けて通りたかったのですが、ドリキンの土屋圭一氏が試乗してくれたりいい思い出がいっぱいできました。
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最終的なFRP部分の仮組み付け作業を終えた状況。

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この時点ではドアハンドルを手に入れる手段がなかったのですが今現在T氏(HMMWV44)から購入できます。LinkIconミリブロ:スラントバック

こだわってもらったのは2箇所。OEMスラントバックであった側面Rの境界線が影で出ない滑らかなRにしてもらうこと。
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もうひとつは斜め前方から見て、スラントバックの後方のRが見える事です。
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そして2010年オートサロンに出展
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オートサロン2010の時の映像
5分30秒後にH1が登場:声は有働先生の声です

興味がある方はダックスガーデンのHPへ

LinkIconhttp://www.ducks-garden.co.jp/SHOP/675006/list.html
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実物から型を取ったFRP販売を行なっている奈良のHUMMERオーナー

奈良の方で実物スラントバックをH1に付けている猛者をコンタクトを取った事があります。その方は本物から型をとったFRPも販売してらっしゃいました。今は実際販売されているのか不明です。数年前に石川県でその方のH1が売りにでているのを見かけました。たしか700万円の半ばだったと記憶しています。

メールのやりとりでの情報ですが、もの自体は50万しませんが、取り付けやらなにやらで120万以上はやはりかかるそうです。おそらく、スラントバックをささえる金具類はアメリカからの取り寄せになるからだった気がします。現在運営されているかどうかはわかりません。

LinkIconフォレストコーポレーションさん

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H1のハンヴィー化で分からない事とかございましたら、お気軽にご質問下さい

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